運動習慣の効果とは…

 

運動とは「からだを動かすこと」で、
最近では日常生活での活動(生活活動)
とスポーツなどの運動を合わせて
↓↓↓
身体活動と呼ばれています。

 

そもそも人間は動物であり、
他の動物と同じように「動く仕組み」が
からだの中に備わっています。

 

しかし便利な世の中になるにつれ、
運動する機会が激減しました。

 

多くの人が運動不足を感じており、
『運動したほうが良い』
ということは理解をしていても

 

様々な理由(暑い、寒い、忙しいなど)
により習慣化するのが
難しい…というのが現状です。

なぜ運動しなくてはいけないのか

運動をした方が良いということは
なんとなくわかっていると思いますが、
なぜ運動をしなくてはいけないのでしょうか。

 

それには
大きく2つの理由があります。

 

1.生活習慣病の予防

食べ物から摂取したエネルギーと
運動により消費したエネルギーが
バランスよく保たれていることが
健康の為に良い状態です。

 

しかし食べる量は変わらず
運動を行わないと

摂取エネルギーが
消費エネルギーを上回り

使われなかったエネルギーは脂肪として
からだに蓄えていきます。

 

この状態が
幾度となく繰り返されると…
脂肪が必要以上に蓄積し肥満となります。

 

そして肥満が原因となって
糖尿病
高血圧
脂質異常症
といった生活習慣病になる
リスクが高くなります。

 

2.筋力やからだ機能の維持

体調を崩し
1週間ほど寝込んでいた後は、
疲れやすかったり
普段のように動けないなど

 

体力や筋力、持久力などが
衰えていると感じたことが
あるかと思います。

 

人間は持っている機能を使わないと、
その機能は驚くほど低下していきます。

 

たとえば「歩く」という動作。

簡単に行っているようですが、
歩くときには、足全体の筋肉
↓↓↓
大腿四頭筋
大腿二頭筋
前頸骨筋
下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋など)
といった多くの脚の筋肉を使って、
1歩、また1歩と歩きます。

さらに
お尻や腰
背中
腕の筋肉も使用しています。

 

つまり全身の筋肉を使ってはじめて
「歩く」ことができるのです。

 

また重心を移動させて
前に進むためにはバランス能力

さらには長い時間動くことができる
心肺機能も必要となります。

 

もし「歩く」動作をしなくなったら、
多くの筋肉が減少し
さらにバランス能力
心肺機能が低下します。

 

こうなってしまうと
歩くスピードが落ち
↓↓↓
・信号を渡りきれない
・荷物を持つとバランスが保てず
ふらついてしまう
・小さな段差でつまずき転んでしまうなど…

 

日常生活に多大な影響を及ぼす
恐れがでてきます。

 

このような事態にならないために
毎日歩くことが必要なのです。

 

歩くことで
必要な筋肉や
機能が維持されます。

 

また筋肉量は成長期に増え
その後加齢とともに減少していきます。

しかし筋肉は骨とは違って、
いくつになってもトレーニングを行えば
その分増やすことができる組織なのです。

運動習慣が身体機能にもたらす効果とは

からだの効果

・健康的な体形の維持

・体力、筋力の維持および向上

・肥満、高血圧や糖尿病などの生活習慣病、メタボリックシンドロームの予防

・加齢に伴う生活機能低下
(ロコモティブシンドローム)の予防

・心肺機能の向上により疲れにくくなる

・腰や膝の痛みの軽減

・血行促進により肩こり冷え性の改善

・抵抗力を高める(風邪予防)

 

精神的な効果

爽快感や達成感など精神面にも様々な良い影響を及ぼします。

・認知症の低減

・不定愁訴の低減

・気分転換やストレス解消

 

 

どのくらい運動したらいいのか

これから運動を始める…という方は

以下を参考に
運動量を調節してみてください。

 

今より1000歩多く歩く!

普段2000歩程度しか歩いていない人に
「1日1万歩歩きましょう!」
と目標を掲げても、
達成するのは難しいでしょう。

 

そこで日常生活の中で
「今より10分多くからだを動かしましょう」
という指針が
厚生労働省より出されました。

 

10分多く動くということは、
歩数にすると約1000歩多く歩く
ということになります。

 

たとえばエレベータではなく
階段をつかう、
少しの距離は自転車ではなく歩く
などすると、より歩数が多くなります。

 

歩行以外にも電車では立つ、
買い物はカートではなくかごを持つ
など少し行動を見直すことで
10分多く動くことにつながります。

 

無理をしないで
自分にできることを考えてみると
良いかもしれません。

 

週2回 30分の運動

また息がはずむような運動を
30分以上、週2回行うことも
提唱されています。

 

ウオーキング
ランニング
サッカー
野球
テニスなど、
どのような運動でも構いません。

 

楽しく継続して行うことができる
運動をみつけ、
習慣化されることをおすすめします。

 

 

参考:厚生労働省「健康づくりのためのからだ活動基準2013」

及び「健康づくりのためのからだ活動指針(アクティブガイド)について」

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中村俊子

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青い森のBE(美)魔女®スタジオ主宰 健康運動指導士 日本エアロビック連盟指導専門委員

プロフィール

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